登壇者・スピーカー
ロカデミック・まーけっと!登壇者紹介㉑持続可能な地域の医療介護を考える。ノビシロクリニック藤沢院長・渡部寛史さん
油津商店街周辺のスナックや会議室にて、ローカルと結びつきの深いテーマを専門とする研究者を囲んでざっくばらんに語り合う「DAY1 ロカデミック・まーけっと!」のコーナー。決定した登壇者から順に紹介していきます。
今回ご紹介するのは、医療法人社団悠翔会ノビシロクリニック藤沢 院長の渡部寛史さんです。
●登壇者プロフィール
渡部 寛史氏(株式会社ノビシロ 執行役員、医療法人社団悠翔会ノビシロクリニック藤沢 院長)
専門分野:緩和医療、在宅医療、プライマリ・ケア
2017年岡山大学医学部卒業。学生時代から地域づくりに関心があり、国内外のフィールドへ足を運び、いくつかのプロジェクトに参画。初期研修終了後は脳神経外科医として急性期病院で勤務していたが、「病気や障害があったとしても自分らしく暮らせる社会をつくりたい」と考え、病院を退職。2022年より高齢者や障害者と若者が共同で暮らすアパート「ノビシロハウス亀井野」のコミュニティマネージメントや交流拠点となるカフェの経営に携わりながら、併設するクリニックにて院長を務め、藤沢市を中心に全世代を対象に訪問診療を行っている。
●セッション内容(案)
地域医療/介護をアップデート〜well-beingに暮らせる地域づくり〜
地域で安心に暮らすためのインフラの一つである医療や介護。少子高齢化社会が進む中で、その重要性は増すとともに、担い手の概念も広がっています。従来の専門家まかせのあり方から、地域の誰もが担い手となりうる仕組みづくりに向けて、医療領域に閉じることなく、様々な可能性を探る場です。
●参加者へのメッセージ
医療や介護はその地域で暮らし続けるためには必要な社会インフラの一つです。しかし、や有事の時にのみ必要でしかなく、かつ、専門性も高いために、多くの方が「専門家任せ」になっています。少子高齢化が進む社会のなかで、その町に住み続けられるよう、持続可能な医療介護をどう提供していくのか、ということ医療介護領域以外の皆さんと議論したいです。