登壇者・スピーカー
ロカデミック・まーけっと!登壇者紹介⑪家業の跡継ぎをサポートすることで地域にイノベーションを。宮治勇輔さん
油津商店街周辺のスナックや会議室にて、ローカルと結びつきの深いテーマを専門とする研究者を囲んでざっくばらんに語り合う「DAY1 ロカデミック・まーけっと!」のコーナー。決定した登壇者から順に紹介していきます。
今回ご紹介するのは、自身も養豚業を営みながら、600人以上が参加する家業後継者コミュニティ「家業イノベーション・ラボ」を立ち上げ、全国の後継者を支援する宮治勇輔さんです。
●登壇者プロフィール
宮治 勇輔氏
(株式会社みやじ豚 代表取締役社長/NPO法人農家のこせがれネットワーク 代表理事/家業イノベーション・ラボ 実行委員)
1978年、湘南地域の小さな養豚農家の長男としてこの世に生を受ける。2001年慶應義塾大学総合政策学部卒業後、株式会社パソナに入社。営業・企画・新規プロジェクトの立ち上げ、大阪勤務などを経て2005年6月に退職。
実家の養豚業を継ぎ、2006年9月に株式会社みやじ豚を設立し、代表取締役に就任。生産は弟、自身はプロデュースを担当し、独自のバーベキューマーケティングにより2年で神奈川県のトップブランドに押し上げる。みやじ豚は2008年農林水産大臣賞受賞。
みやじ豚は順調に推移するも規模拡大をよしとせず、日本の農業の現状に強い危機意識を持ち、都心で働く農家のこせがれの帰農支援を目的に、2009年にNPO法人農家のこせがれネットワークを設立。2010年、地域づくり総務大臣表彰個人表彰を受賞。2015年より丸2年間、農業の事業承継を研究する、農家のファミリービジネス研究会を主宰。
JA全農と『事業承継ブック』を制作し、全国のJAを通じて1万3千部を配布。事業承継の研究と実践を推進するべく、2017年より家業イノベーション・ラボを立ち上げる。現在は、事業承継をテーマに、農業界限らず中小企業の経営者及び後継者向けに講演及びセミナーを行う。全国47都道府県で農業経営及び地方創生における数百回の講演実績あり。DIAMOND・ハーバード・ビジネス・レビュー「未来を創るU-40経営者20名」。著書に『湘南の風に吹かれて豚を売る』
●セッション内容(案)
家業こそが地域にイノベーションを興す!600人以上が加入する家業ラボの取り組み大紹介
地域のキーパーソンはいつの時代も地域の”アトツギ”!
家業後継者コミュニティを15年以上率いてきた宮治による、家業の巻き込み方、全国の家業後継者600人以上が加入する家業ラボの取り組みを大紹介します!家業後継者はもちろん、お近くに家業持ちがいる方、事業承継に関心がある方はぜひ、この機会に繋がりましょう!
●参加者へのメッセージ
地域のアトツギを巻き込み、地域を盛り上げていきたい人、ぜひ一緒に仕掛けていきましょう!