登壇者・スピーカー
ロカデミック・まーけっと!登壇者紹介⑦地域の資源をお金に変える。住民主体の地熱発電に取り組む赤石和幸さん
油津商店街周辺のスナックや会議室にて、ローカルと結びつきの深いテーマを専門とする研究者を囲んでざっくばらんに語り合う「DAY1 ロカデミック・まーけっと!」のコーナー。決定した登壇者から順に紹介していきます。
今回ご紹介するのは、高齢化率が4割を超える熊本県小国町のわいた地区で地熱発電事業を営む、赤石和幸さんです。地域住民が主体となって設立・運営されている、再生可能エネルギーによる電力事業の事例をベースにディスカッションしていただきます。
●登壇者プロフィール
赤石 和幸氏(ふるさと熱電株式会社 代表取締役)
修士(環境学)、専門分野:地熱発電/エネルギー/ローカルベンチャー
1976年生まれ。東京大学大学院修了。日本総研・創発戦略センターで環境分野でのプロジェクトファイナンス、PFI・PPP事業を経験し、中国での天津エコシティーの立ち上げに携わる。その後、中央電力株式会社(現REZIL)・取締役を経て、わいた発電所を立ち上げ、2015年から当社代表取締役。
●セッション内容(案)
地熱は”地元の熱”!地域共生型地熱発電「わいたモデル」でサスティナブルな地域社会に!
熊本県阿蘇郡小国町で、地域住民で組成した合同会社「わいた会」と一緒に、地熱発電の運営を行い、地熱の二次利用や、売電収益を活用した地域づくりを行っています。2026年3月には同地区で2号基の運用開始も予定しており、さらなる企画を検討中です。
是非一緒に、高齢化社会におけるサスティナブルなまちづくりに参画してみませんか?沢山の方とざっくばらんなお話をたのしみにしております!
●参加者へのメッセージ
ふるさと熱電株式会社の赤石です。当社は”ふるさとの熱を電気”に、”ふるさとの資源をカネ”に、”地域を元気に”というスローガンで活動しているローカルベンチャーとなります。現在は温泉街の方々とともに地熱発電と地域づくりを行っております。地熱は地下にある熱では無く、「地元の熱」であると考え、地元の方々が自らが行う地熱発電を行っております。将来的には様々な地方にある資源を使い、地域を活性化するプロジェクトなどにも携わっていければと考えております。よろしくお願い致します。